タイトル名	リバティーン
製作国	英
上映時間	110分
劇場公開日	2006-04-08
ジャンル	ドラマ,歴史もの,ロマンス,戯曲（舞台劇）の映画化

ジョニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出ることにびっくり仰天した私としては、久々にジョニーらしいジョニーが見られました。これぞジョニーの本領発揮というところでしょうか。なりきっているジョニー、やはり彼の演技力には唸ります。映画としてはけっこうマニアック。自由奔放に生き、挑発的な言動で人々に影響を与えたジョン・ウィルモット、純粋といえばそうなんだけど、芸術家ってなんでこうも破滅的な変人奇人が多いんですかね。でもここまで極端ではなくてもこういうタイプの人はけっこういるのかもしれない。「どうせ嫌われるならとことん嫌われてやれっ！」て感じ？純粋だけれど素直じゃない、屈折した小心者ってとこでしょうか。母親が二番目の妻ってことも何か関係あるのかな？あの時代の貴族ですからね、腹違いの兄弟なんかがいたらいろいろとあったでしょうよ。監督はCMの製作でかなり評価されてるらしいですね。だからなのか、絵画のようなシーンが所々に見られます。登場人物のそれぞれの関係、設定とか、わかりにくくはあるけど、あらすじ、物語としてよりもジョニー目当てで観た私としては、本来のジョニーを堪能できて満足しました。あれで４２歳だ、信じられん 。３１歳で死ぬ役なのにまったく違和感も不自然さも感じさせないなんて凄いぞ。

作品のレビュー数	29件
作品の平均点	5.62点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 3.45％ 2 0 0.00％ 3 3 10.34％ 4 2 6.90％ 5 9 31.03％ 6 7 24.14％ 7 1 3.45％ 8 4 13.79％ 9 1 3.45％ 10 1 3.45％
作品の標準偏差	1.92
このレビューの偏差値	53.74 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値