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それでも恋するバルセロナ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 それでも恋するバルセロナ
製作国スペイン,米
上映時間96分
劇場公開日 2009-06-27
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス
レビュー情報
アレン作品にしてはシニカルさは無いに等しい。しかし出てくる女4人のキャラです、しっかりきっちりと描き、生きているんです。その4人のキャスティングも見事。パトリシア・クラークソンまでも・・・ここがいちばんヤラレタと感じたとこです、他の三人は予想通りというか期待通りだったからね。ナレーションで状況説明するというスタイルの映画はシニカルコメディによく見られるけどコミカルさが出ていいと思います、個人的にはアレン本人のあの独特の語り口で聞きたかったですね。
ウディ・アレンの女を見る目、理解力は凄いですね。彼こそ真のフェミニストなのかもしれない。
男と女のその関係に明確な理由や状況、環境など関係ないですね。あえて言えば、経済的余裕でしょうか。これがあるかないかが現実的には大きいかもね。ここに出てくる人たちはその心配は全く無さそうな方々です。
ラストの空港でゲートに向かって歩くヴィッキーとクリスティーナの表情がいいですね、なんか仏頂面して歩いてた。
「恋するバルセロナ」ではなく「それでも」が付いている邦題もなかなか良いです、「それでも」には人それぞれいろんな意味がありそうです。
envyさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-22 13:51:13)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 6.27点
作品の点数分布
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4511.11%
5715.56%
61124.44%
71533.33%
8715.56%
900.00%
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作品の標準偏差 1.22
このレビューの偏差値 54.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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