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8月の家族たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 8月の家族たち
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2014-04-18
ジャンルドラマ,コメディ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ぜんっぜん面白い映画じゃないです、ヒドイ映画ということじゃありません。
観終わったあと「ふー」と疲労感のため息です。

いろんな観かたがあると思うけど、私がいちばん感心したのは
「ジュリア・ロバーツがついに室内演技合戦シリアス映画に馴染むようになった」てことです
たぶんほぼノーメイクで白髪も染めず、体もシェイプアップしてなくてあの笑顔も無し。
ぜんぜんキレイじゃないジュリア・ロバーツを映画で初めて見ました。彼女ももう50歳ちかいんですねぇ。父親役のサム・シェパードと妹の怪しい婚約者ダーモット・マローニーは昔、恋人役で共演してるんだよねーなどと感慨深いのでした。
メリル・ストリープは言わずもがなってかんじで、あれくらいできて当たり前と思うわけで。
バイオレットは3人も産んだのに母親よりもはるかに女の部分が勝ってる人なんだと思う。
自分より若い女に対して「あんたはもう年、ババア」とか言う人ってたいていそうです、彼女の場合プラス健康てこともあるんだと思う。
久しぶりに家族親族が集まったのはいいけどなんか余計にグチャグチャのカオス状態になって終わってしまいました、次に集う時はバイオレットの葬式だな、なんてラストで思った次第です。
そうなったら、なんとなくまた家族として数日間過ごすんでしょうね、その時はバーバラがバイオレットになってるかもしれません、これも受け継がれていくもののひとつなんでしょう。

キリキリと胃が痛くなるような罵倒の連続の中、カンバーバッチの弾き語りにしばし癒され
クリス・クーパーの「なんでそんな口の利き方をするんだ!」の一喝でスカっとさせていただきました、はい。
そして忘れちゃいけないジュリエット・ルイスの登場、アタマのネジが外れかかってるみたいなはすっぱな雰囲気は今も健在でした。なんだか話の内容とは違う部分に感動した映画でした。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-06 16:54:26)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 5.87点
作品の点数分布
000.00%
114.35%
200.00%
314.35%
428.70%
5417.39%
6730.43%
7417.39%
8313.04%
914.35%
1000.00%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 50.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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