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《ネタバレ》 登場人物の設定や繋がりがなかなか良いなと思いました。
麻薬の売人の家族ばかり狙う猟奇殺人、犯人は麻薬に対して並々ならぬ恨みがあるのかと思ったんですが、単に金銭目的のサイコパスで、男が腕力では確実に勝てる女ばかり狙う。情け容赦なくリーアム・ニーソンにセイバイされてよい犯人でした。 全体的に乾いた質感でハードボイルドな雰囲気はとても良いです、犯人と電話交渉するマット・スカダーが非常にカッコイイです、いろいろあっても有能な警察官だったことがここでわかるんですが、クライマックスである犯人との直接対決がいまいち盛り上がらなかったのが残念だなあと。断酒会での女性のスピーチもなんかよくわかりませんでした、あんまり関連性を感じないというか。 次のターゲットは変更となった矢先、真っ赤なコートの美しい娘が登場となった時のスローモーションと犯人の表情とあの音楽、唯一笑えたシーンでした。始終枯れた雰囲気の映像の中の鮮やかな赤に懐かしさのあるあのサウンド、あの曲の効果がすごいなと。「ハーディ・ガーディ・マン」て曲なのね。なんかやけに印象に残るシーンでした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-20 14:55:42)(良:1票)
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