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手紙は憶えている のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 手紙は憶えている
製作国独,カナダ
上映時間95分
劇場公開日 2016-10-28
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ゼヴを演じたクリストファー・プラマーが見事というしかない。あの歩き方、表情、バッグから物を取り出す時など、
とにかく所作の全てが認知症を患ったヨボヨボの老人を表現していると思います。
認知症というのも個人差があるんでしょうね、ピアノを弾く指や手さばきは優雅であり、銃を所持すべきではない場合も心得てる。
なにより銃を持ったら別人なんです。ナチ信奉者とその飼い犬を的確に。。。もうここでこのじーさんはタダモノじゃないとわかってしまう。
観る人によってはゼヴがピアノで弾く曲で彼の正体がわかる人もいるのでしょうね、こういった伏線もいいと思います。
記憶は薄れても体に染み着いた技は消えない?ジェイソン・ボーンもそうだったなぁ。
認知症を利用した復讐、重大な罪を忘れてしまったことが許せなかったというのもあるでしょうね。
「思い出せ」「忘れたまま死なせるものか」という執念、原題の「REMEMBER」が重く感じます。
ナチス親衛隊の残党は今もどこかで生きていて、そしてナチ裁判も続いているんですね、被告はほぼ90歳以上らしい。
永遠に終わらないことのひとつなんですね。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-16 16:38:56)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.32点
作品の点数分布
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6621.43%
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9310.71%
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 56.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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