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ウインド・リバー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ウインド・リバー
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2018-07-27
ジャンルドラマ,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 御贔屓のジェレミー・レナーだし、観る前はラストですっきり解決する雪の中のサスペンスかと思ってたんですが、しっかり社会派映画でした。
表には出てこない、アメリカ人でも知らない人が多いという、アメリカの抱える闇の部分といいますか、しかしなんでまだ先住民居留地なるものがあるのか、しかも人が生活するには厳しすぎる環境で、白人たちが利用価値無しとみなした土地なんじゃないかと思える地域なわけです。
管轄はFBI、やって来た捜査官は新人で女でひとりなんです、ここでも相当軽んじられてると思うんですが、殺人と認められなければFBIは動かない。これって無法地帯といってもいいんじゃないかと。行方不明者の数もはっきりしない、闇から闇という現実。
そんな中で事件の真相には辿り着くし、レナー扮するコリーの犯人への制裁も納得できるものだったけど、コリーの娘のことは想像するしかなく、やるせない思いが残ります。
地味で淡々とした雰囲気なんですが丁寧で訴えたいものが明確にストレートに伝わってくる映画でした、観てよかったです。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-28 16:28:55)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 6.94点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.01
このレビューの偏差値 50.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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