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《ネタバレ》 もうずいぶん前にラスト10分くらいを観たことがあったんですけど、この度最初からじっくり鑑賞しました。
堤真一の演技には感服しちゃいます、そして当たり前だけどみんな若い。 しかし、検察官に弁護士、刑事、鑑定人、みんな何かどこかがヘンという人ばっかりで、ボソボソと何言ってんのかよくわからんというのがいちばんストレスな映画でした。時々流れて来るジャズぽい音楽があわないし、グルグル回るようなカット割りが見辛いのね。 遂に決行、となって部屋へ行ってみたらすでに奥さんが。 女鑑定人の登場と同じくらいの誤算じゃないかと思うんですよね。 私が想像するに、奥さんは凶悪な人物の唯一の目撃者になるはずだったんじゃないかと、わざと飲み屋で絡んでるし。 あの奥さん、自分の旦那の事どこまで知ってたんだろ?確実にどっかおかしいていう歩き方してたし。 工藤啓輔の事件現場での犯行は実にあっさりとしていて、積年の恨みをはらすっていうものはあんまり感じないのね、 目には目をという具合の復讐の是非よりも、刑法39条の問題点、そしてたった6か月で社会に戻り、またやったということなんだと思います。 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-09-14 00:10:40)
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