タイトル名	スリーパーズ
製作国	米
上映時間	147分
劇場公開日	1997-04-12
ジャンル	ドラマ,サスペンス,犯罪もの,青春もの

やっぱりバリー・レヴィンソンだなあと思う。隔離された場所での無抵抗な相手に対する性的虐待という重い重いテーマなのにラストは暖かくほのぼのとしている。監督によってはなんとも後味の悪いどんよりした作品になる可能性大だ。
観る前は告発映画かと想像したけど、あくまでもブラピを中心とした復讐劇でした。これをよしとするかどうかはその人次第ですね。
ダスティン・ホフマンのくたびれた弁護士役はよかった。逆に一応主演となっていたジェイソン・パトリックは地味です。華やかなブラピとデ・ニーロに埋もれてしまい、少々気の毒でした。
悪ふざけの代償はあまりにも大きかったですね。でも個人的にはこの４人に多大な同情も共感もしません。結果や人の痛みを考えない身勝手な行動はやはりいけません。復讐もいいけど神父にまで嘘つかせてあの二人を無罪にするのはどうなんですかねえ。せっかく助けてもらいながら、まっとうに生きることはしなかったみたいね。もちろんあの看守たちこそ、罪を認め裁きを受けなければいけませんけどね。

作品のレビュー数	192件
作品の平均点	6.04点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 2 1.04％ 2 3 1.56％ 3 9 4.69％ 4 18 9.38％ 5 43 22.40％ 6 43 22.40％ 7 30 15.62％ 8 33 17.19％ 9 4 2.08％ 10 7 3.65％
作品の標準偏差	1.77
このレビューの偏差値	49.87 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値