Menu
 > 作品
 > ラ行
 > ラブ・アクチュアリー
 > envyさんのレビュー
ラブ・アクチュアリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラブ・アクチュアリー
製作国英,米
上映時間135分
劇場公開日 2004-02-07
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 すべてのエピソードがハッピーエンドばかりじゃないのがよいです。そしてそのエピソードのひとつひとつがわりと現実的なのね。だから共感するところが多いわけです。これがこの作品のウリでもあるのでしょうね。一応ひとくぎりはついたけど、さあ、これからだぞ!という期待と不安のまざったようなラストの雰囲気もいいです。冒頭のヒュー・グラントのナレーション、これがこの作品のテーマですね。ラブ・コメというより、ほろ苦くユーモアありのヒューマン・コメディといったほうがあっているように思う。特に落ちめの中年ロッカーを演じたビル・ナイの存在が光っている。作品に絶妙なアクセントをつけていると思います。オープニングに彼のレコーディングシーンを持ってきたのも大成功ですね。一番泣けたのは親友と結婚したジュリエットを密かに想うマーク。最初彼はゲイで親友ピーターに片思いしていると思ってました。ビデオを観てキーラ・ナイトレイと共に、マークの気持ちがわかる。この演出は見事。アラン・リックマンが優柔不断なダメ男というのも意外で、愛しく感じました。ああいう中年のおじ様はモテるでしょうね。ヒューは英国首相になってもダメ男ね。ビリー・ボブに敵意まるだしになるきっかけが女絡みというのが笑える。記憶違いかもしれないけどエマ・トンプソンはヒューの妹という設定だったようだけど、これなんかヘン。姉なら納得します。ムッツリ顔が多いコリン・ファースのあの笑顔も最高!!彼はまたしても寝取られましたな。この作品は脚本、監督のリチャード・カーティスのいろんな想いがこめられているように感じました。マイナス1はクリスマスシーズンに公開してくれなかったから。
envyさん [映画館(字幕)] 9点(2004-02-16 01:45:27)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 352件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
241.14%
310.28%
4113.12%
5277.67%
63810.80%
77621.59%
89627.27%
95916.76%
104011.36%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 55.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ラブ・アクチュアリーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS