Menu
 > 作品
 > シ行
 > 真珠の耳飾りの少女
 > envyさんのレビュー
真珠の耳飾りの少女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真珠の耳飾りの少女
製作国英,ルクセンブルグ
上映時間100分
劇場公開日 2004-04-10
ジャンルドラマ,歴史もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
映画というのは人物や事柄を深く掘り下げてリアルに描くものと絵的な美しさやイメージ、スターの魅力で見せるものなどいろいろありますね。この作品は絵的な美しさ、スカーレット・ヨハンソンの魅力が大きい作品ではないかと思います。スカーレットの真っ白できめ細かな肌とポテっとした赤いくちびる。かなりエロチックです。私が最初に感じたのは「品よく官能的な作品」です。正直言うと贔屓のコリン・ファースのセクシーな仏頂面が堪能できますのでそれだけで点が甘くなってしまうのですけどね。フェルメールとグリートのからみのシーンは全てラブシーンのよう。どなたかも仰っていますが、髪を見せるシーンと耳に穴を開けるシーンが象徴的ですね。そしてピーターに身を任せるグリート。もちろん彼女はフェルメールのことを想いながら、だったのよね。彼女は自分で意識しなくてもわりと罪作りな子で、一部の女から疎ましがられるのでしょう。唯一人物がよく描かれていると思ったのはフェルメールの奥さん。子どもが6人、7人目も懐妊中というのにしっかりオンナでしたねえ。そうそう私もピーターと、これまた贔屓のジョニー・デップが重なり気味でございました。そして小悪魔的なフェルメールの娘には「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の時のキルスティン・ダンストを思い出させられました。あの子は「アザーズ」でニコールの娘役だったわね。大人になってもそのミステリアスな雰囲気をなくさないことを願うわ。ホワ~ンと優雅な気分に浸れた作品でした。
envyさん 7点(2004-05-26 12:06:09)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 69件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
000.00%
111.45%
200.00%
300.00%
457.25%
51318.84%
61724.64%
71927.54%
81014.49%
945.80%
1000.00%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 53.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
真珠の耳飾りの少女のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS