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《ネタバレ》 もう30年ぶりぐらいで観ましたが、「え?! この映画ってこんな終わり方したっけ?」と、ちょっと驚きました。伊豆下田で船に乗って東京へと帰る友和。必死で手ぬぐいを振って見送る百恵。なぜかずっと、このシーンで終わった印象があったのに……。実際は、船上で百恵ちゃんにもらった櫛をみる友和に、浦部粂子扮する峠茶屋のばあさんの声が被さる。「あんな連中と関わりを持っちゃいけませんよ」と。そしてシーン変わって、酒席で踊る百恵ちゃんに酔ったヤクザ者が抱きついていく。そしてストップモーションで『終』。やっぱりこんな恋はひと時だけの物なんだ、と。かおるはいつまでも初心で可愛い女の子ではいられないのだ、と暗示するラスト。確かに、本編中にもかおるに客を取らせる事を暗示するようなシーンは2度ほど出てくる(まあ、その度にお母さんは断りますが)。これって百和コンビの1本目だった記憶があるんだけど、ベタベタのラブストーリーで終わらせず、当時人気絶頂の2大青春アイドルスター映画のラストシーンとしては、かなり頑張ったラストシーンでしょう。見直しました。w
【TERRA】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-08-07 04:22:21)(良:1票)
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