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どうもハリソン・フォードはオーバーアクションな気がするが、まあそれはいいや。とにかく、本作を見て「悪役または好敵手が物語の盛り上がりに与える影響がいかに大きいか」ということを再認識した。主人公がどれほど魅力的でも、それを引き立たせるのはやはり悪役であり好敵手の存在だと思う。例えばダイハードの成功も、敵のリーダー・ハンスを演じたアラン・リックマンの功績が非常に大きいはずだ。本作のジェラード警部には、主役のフォードを食ってしまうくらいの魅力があった。本作のジェラードは、非常に頭が切れるし、(良い意味で)したたかである。このような追跡者がいたからこそ、逃げる方の緊迫感がより高まったんだと思う。ぶっちゃけ、本作の功績は半分以上トミー・リー・ジョーンズにあるだろう。
【カシス】さん 7点(2004-04-12 18:13:52)
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