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《ネタバレ》 どうせ3Dだけがウリの流行モノ映画なんでしょー!?って感じで、アタシ的には期待度がかなり低かったせいか、意外に(ってのも失礼だけど)楽しめたわ。 アタシが知ってる役者はシガニー・ウィーバー姐さんとミシェル・ロドリゲス兄貴だけ(男勝り女優二人の共演にちょっと笑っちゃったわ)だし、ほとんどがCGの青い人たちの演技を見ることになるわけだけど、その割には案外違和感なく見れたっていうか十分感情移入できたっていうか(あの大佐なんてホント憎ったらしいったらありゃしない!)。 舞台は別の惑星だし、異星人や奇妙な生物たちもワンサカ出てくるけど、結局これってアメリカ西部開拓時代とかベトナム戦争と同じなのよね。 ってことでアタシはインディアンやベトナムの人たちをナヴィ族に重ねて見ちゃったわ…。 見ようによっちゃかなり反米的に見えなくもないこんな映画が、アメリカで製作されて大ヒットしたってのも皮肉ね。 イラクやアフガニスタンへの米軍介入長期化に反対を唱えるアメリカ人も増えてるっていうし…アメリカもいろいろ考えなきゃいけない時期に来てるのかもしれないわね。
【梅桃】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-08 23:02:20)
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