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ロミオ&ジュリエット のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロミオ&ジュリエット
製作国米,メキシコ,豪
上映時間120分
劇場公開日 1997-04-05
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ヤクザ・マフィア,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 アタシはけっこう好きよ。 悪趣味スレスレ(もちろんいい意味よ)の衣裳やセットの色使いと、ほとんど原作からいじらず使ってるセリフのギャップがステキ。 put up thy sword(汝の剣をおさめよ)なんて言いつつ、手に持ってるのは拳銃ってのが斬新!っていうか怖いもの知らず。 ホホ。 (よく見ると拳銃の名前として「SWORD」って刻印が入ってたりするんだけど。) アタシは逆に、セリフを現代語に変えてたら余計にトンチンカンな映画になってたんじゃ…って思うわ。 それにアタシは舞台を現代に持ってきたところも、いろいろ工夫があっておもしろかったと思うわ。 舞台劇の導入部だったセリフをニュースにしたとこから「そう来るかー」って感心しっぱなしだったし。 古典劇のままのほうがいいって人が多いみたいだけど…古典劇に新しい解釈や演出を加えるってことは、実はすごく大切なことなんじゃないかしら? そうやってシェイクスピアの作品は今まで生き残ってきたんだろうし。 もちろん伝統は重んじつつも、新しい試みにも扉を閉ざさないでおくってのが理想的な姿勢じゃないかしら?なーんて思ったりして。 ところでアタシ、もうあの郵便屋が憎ったらしくて憎ったらしくて。 ちゃんと手紙渡しなさいよっ!!!って感じ。 最後の展開がとってもじれったいの。 でもそう感じるってことはシェイクスピアの術中にまんまとはまってるってことよね。 現代でもこうして映画化されるぐらいに、長い間ずーっと人々をインスパイアし続けてるシェイクスピアは、やっぱりすごい人なんでしょうね。
梅桃さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-02-24 21:38:37)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 212件
作品の平均点 5.57点
作品の点数分布
062.83%
152.36%
294.25%
3167.55%
43616.98%
52712.74%
64018.87%
72612.26%
82612.26%
9104.72%
10115.19%
作品の標準偏差 2.34
このレビューの偏差値 52.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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