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一言も喋らない主人公という設定は斬新なのかもしれないが、そうするならばもう少し彼のミラー拭きにいたる動機や途上の心のひだをもっと演出してほしかった。あまりにも飄々としていて、彼がいったい何者なのかさっぱりわからない。単調な旋律を繰り返すBGMも彼の内面を見えにくくしてしまっている。おそらく脚本を読むだけなら面白いかもしれないが、映像化する段階で監督の演出力のなさが露呈してしまった印象。ともあれ新進の映像作家なので今後に期待。
【ロイ・ニアリー】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-05-12 05:45:18)
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