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グアンタナモ、僕達が見た真実 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グアンタナモ、僕達が見た真実
製作国
上映時間96分
劇場公開日 2007-01-27
ジャンルドラマ,戦争もの,ドキュメンタリー,実話もの
レビュー情報
実話を基にしたセミドキュメンタリーといっても良い作品だと思います。
911に端を発した対テロ戦争においては日本も当然この戦争を支持し、「こちら側」からの情報でしかこの戦争を知ることは出来ませんでしたが、皮肉にも英国市民が巻き込まれたことで、相対するアフガンの視点からこの戦争の一面をあぶり出すことになりました。正義と人権を重んじる先進国であるはずの米国は、アフガンの地で逃げまどう市民から見れば空から爆弾の雨を降らせる悪魔以外の何者でもありません。そしてもし彼らが囚われなかったら、これも皮肉ですがこの捕虜収容所の実態が暴露されることも無かったかも知れません。
戦争を扱う映画には必ずもう一つの、相対する敵側の視点を考慮しない限りは単なるマスターベーションかプロパガンダ映画になってしまう危険性があると思いますが、本作はそう言う意味では「西側世界」では聖戦とされてきた対テロ戦争の「向こう側からの視点」を見事にあぶり出していると思います。
ロイ・ニアリーさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-09 21:05:22)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.69
このレビューの偏差値 53.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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