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拳銃魔(1949) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 拳銃魔(1949)
製作国
上映時間87分
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭シーンから異様な緊張感で掴みはOK。幼少時から拳銃大好きでヒヨコ殺しのトラウマから殺生はしないと固く誓ったバート。彼の人となりが端的に示される演出も良。旧友二人と行ったカーニバルで出会ったローリー。愛情ではなくバートに寄生する究極のファムファタールだった。こんな事ではいけないと分かっていても純粋な愛情から抗えず泥沼にはまって行き予想通りの結末を見せた起承転結は、脚本(ダルトン・トランボが赤狩り最中で名義を借りたそう)、主演二人の迫真の演技、迫力満点なカメラワーク、による怒濤の展開で87分あっという間。バートが初めて殺生するラストシーンがやるせなく深い余韻を残します。
低予算B級作品ということですが、本作は低予算でも特A級傑作ノワールです。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 9点(2022-05-07 22:54:15)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 8.20点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 64.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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