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黒い画集 第二話 寒流 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黒い画集 第二話 寒流
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1961-11-12
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作未読。遊び慣れていない生真面目支店長が融資先の女に溺れ、「惨めな人は嫌い(=常務より見劣りする)」と捨てられ、常務への私憤(大部分)公憤(ちょっぴり)入り混じった反撃も悪あがきに過ぎなかった。清張作品ならではのやるせなさを嫌と言うほど味わう事に。風間重吉のイメージがこびりついている池部良の奥歯噛み締めている惨めっぷりは見応え充分。銀行の恥部に触れた場面での丹波哲郎、志村喬は流石の存在感。特筆すべきは平田昭彦演ずる常務の厭らしさで、ジェームズ・メイソン顔負けの腹黒さ全開の送別会に於けるスピーチが圧巻。新珠三千代が奈美役が荷が重かった事を差し引いてもテルミンの不穏な音色に包まれるサスペンスの一級品。
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 8点(2018-11-18 12:16:12)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 7.83点
作品の点数分布
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418.33%
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618.33%
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8541.67%
9325.00%
1018.33%
作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 50.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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