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緋色の街/スカーレット・ストリート のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 緋色の街/スカーレット・ストリート
製作国
上映時間102分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,リメイク,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 念願叶っての鑑賞。ヒモ(ジョニー)にいいようにされる女(キティ)にいいようにされる男(クロス)。いや、もう、やり切れなさで埋め尽くされた作品でした。映画の中の絵空事ではない、そこらへんに居そうな、真面目だけが取り柄の冴えないオッチャンの転落劇。そうなるしかないのだろうと思ったところでのアイスピックに「あぁ、やっぱり」そこからの展開が意外過ぎて唸らされ、無間地獄を彷徨うようなラストショットはやり切れなさのとどめの一撃。誰もが引き受けないんじゃないかと思えるオッチャンを演じたエドワード・G・ロビンソン。忘れ難い名演を堪能させてもらえました。(リーフレットに写真付きで記されていたあんまりだという理由で削除されたという電柱シーンも観たかったところです)フリッツ・ラング監督の演出も冴えわたるフィルム・ノワールの傑作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2020-01-03 00:41:05)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 8.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 53.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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