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ボヴァリー夫人(1949) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボヴァリー夫人(1949)
製作国
上映時間115分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作未読。ジェームズ・メイソンいきなりの登場に本作ではどんな姿を魅せてくれるのか膨らんだ期待はぺしゃんこに(寂)
しかしながら、ジェニファー・ジョーンズとヴァン・ヘフリンの名演でもって単なる不倫話が格調高いものとなっており物語に釘付けに。再登場での右斜め上を見上げる彼の決めポーズでのラストショットに「あっ、そうだった」出演していたのを思い出す次第。
マイケル・チミノが影響を受けたのだろうかと思った舞踏会シーンは圧巻で絵的な美しさとエマの心情が溢れ出る演出が実に見事。
最後まで身勝手を通した最期のエマにかける神父さんの台詞と立ち尽くすシャルルに感極まってしまった。
「普通が一番」という事は傷つけて傷つけられて初めて判るものであるのを実感させられる。
時に華麗で時に哀感溢れる音楽と共に記憶に留まる傑作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2018-07-01 02:02:01)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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