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毛皮のヴィーナス(2013) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 毛皮のヴィーナス(2013)
製作国仏,ポーランド
上映時間96分
劇場公開日 2014-12-20
ジャンルドラマ,コメディ,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
ワンシチューエーションの役者二人のみの会話劇。92年の「赤い航路」が甦るエマニエル・セニエは年増のミミといったところ。対するマチュー・アマルリックの「もう、ここが何処だか・・」と言う芝居と現実の境目がなくなる攻守目まぐるしい展開で見せるM性、S性が絶品。「お許し下さい」「そうはさせない」が堪らない。口紅を塗られた姿はポランスキーの化身のようで、この時初めて彼は若きポランスキーに顔かたちが酷似していると気付く。
お互いへの信頼の上に成り立つSMプレイ。そこが抜け落ちている事への監督の警鐘なのか悔恨なのか。80歳にしてこのような作品を作り上げる監督の数奇な運命を背負って生き抜く強さを敬愛して止みません。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2018-10-15 10:31:42)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.71点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.43
このレビューの偏差値 53.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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