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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ
製作国英,米
上映時間104分
劇場公開日 2016-10-07
ジャンルドラマ,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「奇蹟がくれた数式」を彷彿させる内容で、カリスマ編集者マックス・パーキンズと夭折の天才作家トマス・ウルフの交流が描かれています。ベストセラーが世に送り出される過程で編集者の役割が如何に大きなものかを認識させられます。奔放な作家と冷静沈着な編集者の言葉を削るせめぎ合いは実に見応えがありました。また、仕事に没頭する二人が片や妻に寂しい思いをさせ、片や愛人に嫉妬させているのに現実味を感じます。息子の様に思って接していたという年齢差は感じられなかったものの、紳士のニューヨーカーを演ずる英国紳士コリン・ファースは安定感抜群でまさにはまり役、絶品でありました。対するジュード・ロウは迸る情熱と未熟さを好演しており劣らぬ存在感でした。曲折を経た末のラストシーンで帽子を脱いで涙するパーキンズに、本作のキャッチコピー「傷一つ残らないなら真の友情とは言えない」が重なります。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2017-04-28 00:36:30)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.94
このレビューの偏差値 65.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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