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偽の売国奴 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 偽の売国奴
製作国
上映時間140分
劇場公開日 1963-01-11
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 実話ベース。よく練られた脚本で華のある見応え充分の作品。1942年、ドイツ国内の製油所情報をイギリス情報部に流す任務を無理やり引き受けさせられるスウェーデン国籍の実業家エリック・エリクソンの奮闘記。大局観は違えどもやり口はナチスと大差ないコリンズにやはり腸が煮える。作戦遂行の為の疑似カップルに芽生える恋愛模様と二人の正体が何時ばれるのか目が離せず、遂に別れの時を迎えるシーン(リプレイタイム)でのウィリアム・ホールデン&リリー・パルマーにナチスのえげつなさを思い知る。そこから結末までのエリックの冒険譚が長くて悲恋の余韻が消えてしまったのは残念。お待ちかねクラウス・キンスキーは台詞一言ながら、ウィリアム・ホールデンの腕の中で息絶えるという美味しい役どころで存在感がありました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2019-12-14 02:13:50)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.00
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