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汽車を見送る男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 汽車を見送る男
製作国
上映時間82分
劇場公開日 1954-06-09
ジャンルドラマ,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
本日クロード・レインズ誕生日と言うことで鑑賞。
スカーレット・ストリート(1945)を彷彿させる内容。
哀れでやりきれなくさせられたエドワード・G・ロビンソンに対して、坂道をブレーキ壊れた10トントラックが爆走するかの如く暴走するクロード・レインズに別の意味で哀れでやりきれなくさせられました。
生真面目な顔、猜疑心溢れる顔、美女を前に締まりのない緩みきった顔、鬼の形相、狂ってしまった顔。
名優の名演を堪能させてもらえました。

ザ・性悪女と呼ぶべきミシェル演じるマルタ・トーレンの美貌と迫力が特筆もの(31歳早逝が何とも惜しい)
マリウス・ゴーリング、ハーバート・ロム、アヌーク・エーメ(やっぱりお美しい)が脇を固め、短い尺ながら濃密な物語で、全編で流れる汽車疾走音・汽笛が耳に残ります。

輸入盤DVDで英語字幕しかなく、大体筋立ては分かるとは言え、何故警部が捜査しているのか分からないところを始めとしてやはりもどかしいものがありました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2021-11-10 16:32:49)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.00
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