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ミュージックボックス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ミュージックボックス
製作国
上映時間125分
劇場公開日 1990-12-08
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,政治もの
レビュー情報
《ネタバレ》 弁護士が実父を弁護する設定に違和感がついて回りましたが、彼女の最後にとった弁護士倫理にもとる行為にその設定が活きていました。娘だからこそ「善人に生まれ変わって真っ当に生きてきたのだから過去はチャラなんだ。罪の意識?何それ?」と言わんばかりな葛藤の欠片も見せない父を許せなかった。薄い灰色から真っ黒に徐々に変わってゆくアーミン・ミューラー=スタールの好演が印象的。彼のような戦争犯罪人は他にも沢山いて、被害者の「お前だけ幸せに暮らせると思うなよ」声も届かず暮らしている事がやるせない。ミュージックボックスシーンを始めとした名匠らしい奥歯噛みしめる演出が見事な秀作。ただ、ジェシカ・ラングがミスキャストの印象がついて回ったのが残念。では誰がと考えても浮かばないのも歯痒いところです。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 03:22:52)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 7.89点
作品の点数分布
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8844.44%
9211.11%
10211.11%
作品の標準偏差 1.10
このレビューの偏差値 42.65
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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