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《ネタバレ》 ジェラール・フィリップ出演以外の知識無く鑑賞。
アヌーク・エーメ共演に歓喜。 往年の姿に「この世にこんな美しい人が居てるのか!」ランキングでジェーン・シーモア、キャロル・ブーケ、ナスターシャ・キンスキー、ブルック・シールズの順位が一つずつ繰り下がるぶっちぎり1位のお顔は呆れる程の美しさであり、しかも聡明で芯が強く一途な姿にメロメロです。なので余りにも残酷なエンディングに悔し涙が滲みました。鑑賞後に知った現実の更なる悲惨な出来事も、そうなる事が納得出来る名演でした。 「汚い生」を体現する死神ハイエナ画商、「美しい死」というより力尽きて命の灯が消えた画家をリノ・バンチェラ、ジェラール・フィリップがそれぞれ好演。 画家と家庭人との折り合いをつける事は出来なかったのかというのは絵画門外漢の浅はかな考えなのでしょうか。5フランでも見向きもされなかったのが現在1億ドル以上で落札されるというのに言葉が出ません。 余韻の深い傑作です。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-10-30 15:53:52)(良:1票)
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