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赤い殺意(1964) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤い殺意(1964)
製作国
上映時間150分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 初めて観ました。貞子、その亭主、貞子にまとわりつく男、亭主の愛人、それぞれ個性が際立った4人が織り成す人間模様の生々しさは、手に汗が滲むものでじわりじわりと画面に引きずり込まれてゆきました。従順で愚鈍な貞子は哀れみを誘いますが、なかなかどうして、打たれ強く生きる女性だったのです。依存するだけの男と中途半端に利口な愛人が共に自滅してしまったのとは対照的です。写真を見せられてもシラを切り通す貞子の姿は圧巻でした。誰が誰を手にかけるのか?と数多の想像が空振りしてしまった結末は、妻を露骨に使用人扱いする嫌らしい亭主の立場が将来は逆転するであろう事が想像されるもので、私の考えは浅いと思わされるものでした。
The Grey Heronさん [映画館(邦画)] 8点(2008-11-02 20:26:20)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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