Menu
 > 作品
 > シ行
 > 死刑執行人もまた死す
 > The Grey Heronさんのレビュー
死刑執行人もまた死す のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 死刑執行人もまた死す
製作国
上映時間134分
劇場公開日 1987-12-19
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭、「死刑執行人」ハイドリッヒのゲスの権化ぶりに、どのようにして亡き者にされるのか期待した途端、銃撃され程なく逝ってしまいました。犯人探索におけるゲシュタポと地下組織及びプラハ市民の対決は、テンポのよいスリリングな展開を経て思いもよらぬ結末に至る上質なサスペンスと戦時下における多様な人間模様に、瞬時も目が離せませんでした。ごく普通の庶民のごく普通の肉親への情を持つマーシャが、八百屋の老婆の最期、父の遺言に触れて芽生えた民族の誇り。戦時中の当時に監督が訴えたかったのでしょう。売国奴チャカの末路に同情は出来ませんが、「自由を勝ち取るための戦い」の名の下に人が人を陥れる陰惨さを感じました。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-30 00:24:17)
その他情報
作品のレビュー数 26件
作品の平均点 7.77点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
627.69%
71246.15%
8415.38%
9623.08%
1027.69%
作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 43.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
死刑執行人もまた死すのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS