Menu
 > 作品
 > シ行
 > 将軍たちの夜
 > The Grey Heronさんのレビュー
将軍たちの夜 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 将軍たちの夜
製作国仏,英
上映時間149分
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 クリストファー・プラマー目当ての鑑賞。「待ってました~、オトコマエ~」と座り直した途端に・・・流れ星のような存在でした。

1942年ナチスドイツ占領下のワルシャワで起きた娼婦猟奇惨殺事件。目撃者の証言をもとに絞られた容疑者はガプラー大将、タンツ中将、カーレンベルク少将。上官であっても犯罪は許さないという執念で捜査にあたる情報部少佐グラウ。1944年ヴィシー政権下のパリに舞台は移り異動してきた容疑者たちとグラウが顔を揃え第二の事件が起きる。1964年ハンブルグに舞台は移り第三の事件が起きる。
ワルシャワロケにおける実際の火炎放射器、戦車の砲弾を使用したど迫力の戦闘シーン、ハルトマン伍長とガプラー大将の娘の純愛、グラウとモラン警部の友情、ワルキューレ作戦。詰め込み過ぎのエピソードのせいで冗長になったのは惜しい。
謎解きの面白味は皆無でありながら、大量殺人が行われている戦時下に於いては一人の娼婦殺人の罪を問うグラウは変わり者だと錯覚する事を考えさせられる。
本作を支配するタンツ中将の空前絶後の怪異なキャラクターは特筆もので演ずるピーター・オトゥールに拍手喝采。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-03 21:09:48)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
500.00%
6116.67%
7350.00%
800.00%
9116.67%
1000.00%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 51.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
将軍たちの夜のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS