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眼には眼を のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 眼には眼を
製作国仏,伊
上映時間113分
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
砂漠の中を彷徨い歩く医師が抱いているであろう死ぬかもしれないという恐怖感を想像すると、見ていて怖くて怖くて仕方なかったです。男が妻を連れて病院へ向かう心中も同じものだったのでしょう。「同じ思いをあじあわせてやりたい」 悲しみ憎しみが人を復讐へと駆り立てるのでしょうが、ラストの男の哄笑、砂漠の光景はこれ以上ない程救いがなく、舞台は灼熱地獄ですが、男の決して融けることのない凍りつくような心中に息を呑む思いがします。男は本望なのでしょうが、虚しさが消えない恐ろしい作品でした。
【2014.7.13追記】レンタル店で発見し再見。
「井戸に水があるとは言ってない」ボルタクの物腰の冷静沈着さに誰にも止める事が出来ない意志が見て取れ、やはり虚しさに支配される作品でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 10点(2004-08-05 07:12:26)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 8.37点
作品の点数分布
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6210.53%
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8421.05%
9947.37%
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作品の標準偏差 1.13
このレビューの偏差値 62.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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