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悪魔が夜来る のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔が夜来る
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1948-07-27
ジャンルドラマ,ファンタジー,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 悪魔の手下であるジルとドミニクにあっさり籠絡されるアンヌ、ルノー、ユーグ公を白けた目で観ていたのが、中盤で悪魔がお出ましになってからは物語に一気に引き込まれる。この悪魔はどことなく品があり雄弁だが語る内容は傍若無人で全能の魔力で他人を支配出来るとふんぞり返る。ジュール・ベリーの厭らしさに満ち溢れる演技が素晴らしい。「従順でない者には我慢ならぬ!」(ヒトラーも同様の台詞を吐いていたのだろう)と言いなりにならないジルとアンヌを石像に変えてしまうものの二つの石像からは鼓動が聞こえる。1942年当時のナチスに支配されたフランスで亡命せずに作り上げた監督のフランス人としての矜持に脱帽。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2018-01-27 12:15:39)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.43点
作品の点数分布
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9228.57%
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作品の標準偏差 1.29
このレビューの偏差値 59.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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