Menu
 > 作品
 > サ行
 > 寒い国から帰ったスパイ
 > The Grey Heronさんのレビュー
寒い国から帰ったスパイ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 寒い国から帰ったスパイ
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1965-05-26
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 原作未読。念願叶っての鑑賞。オープニング、モノクロ画面に流れるピアノに、ジョン・ル・カレ作品テイストが滲み出る。想定以上に映画としての飾り気皆無の作品で観る私もCONTROLに騙されてしまった。リーマスはどの時点で真相を知ったのだろうか。人並みに恋をした事が命取りとなった諜報員は応報だとしても、一市民である彼女を使い捨てカイロのように扱うCONTROLのはかりごとに腸が煮える。壁の上でのリーマスの胸中がやるせない。
無骨な中に一瞬見せる微笑み、淡々とした仕事ぶり、目が据わった(怖かった)迫真のアル中模様、寒い国へと戻って行く最期。リチャード・バートン絶品演技を堪能。
『発掘良品』に感謝。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2019-12-12 16:32:05)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.14%
5214.29%
6214.29%
7750.00%
8214.29%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 62.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
寒い国から帰ったスパイのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS