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オーメン(1976) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 オーメン(1976)
製作国米,英
上映時間111分
劇場公開日 1976-10-02
ジャンルホラー,サスペンス,シリーズもの,ミステリー,オカルト映画
レビュー情報
本編以上に、公開当時ラジオでOAされた故淀川長治先生の解説が恐ろしかった一篇。子供の頃には報道カメラマンの首が飛ぶ、神父が避雷針で串刺しになる等、物理的な怖さの方に目が行きがちだったのだが、オトナになって見返すたびに別の怖さが頭をもたげて来た。わが子の出生に疑問を持つ父親と、家族の周囲で次々に起こる奇怪な死。どこから見つけて来たのやら、沈んだ灰色の瞳が印象的なダミアン役の子役が恐ろしさに迫力を添える。筋運びの単純さが時代と共に色褪せて行くことは否定できないし、惨殺シーンの連発が残念ながら作品の品格を下げてしまった感はあるが、いずれにしてもこの作品が70年代オカルト・ブームの中核をなす作品であることは間違いない。息子の正体を探り当てる瞬間に至るまでの息詰まるサスペンスは、名匠リチャード・ドナーの面目躍如といったところ。なかなか楽しめる作品ではある。
anemoneさん 8点(2003-12-03 22:48:19)
その他情報
作品のレビュー数 175件
作品の平均点 7.03点
作品の点数分布
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110.57%
200.00%
300.00%
452.86%
52212.57%
63218.29%
74928.00%
83922.29%
91810.29%
1095.14%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 54.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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