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このミもフタも芸もヒネリもなーんにもない、とにかく徹底したおバカさ加減が妙にピッタリ来てしまった私って本当に救いようのない完璧なバカなんだワ・・・と皆さんの酷評を読んでて真剣に嬉しくなってしまいました。なんというか、この映画にわざわざお金を払って、先行上映に1時間も前から並んでしまった自分って世界一情けない存在のような気がしました。しかも先着30名に配られたTシャツをもらって狂喜し、ぼーっと突っ立っている仕込のスクリーマーくんにはっぱをかけました。なんというんですか、私は常に、やるなら徹底的に!をモットーとしていますので、おバカもここまでやれば潔いかなあと。でも観ている間じゅう、この人たち映画好きやなー。とかなり感動しながら観ていました。正直なところ、いわゆる芸のあるヒネリの効いたパロディは私にはよくわからないのです。このぐらいベタベタにやってもらえると、私のような人間にもよくわかります。私は自分の名前すらたまに忘れてしまうほど物忘れが激しいので、このぐらいハッキリとパロッてもらわないと出典が思い出せないのです。この映画では3つぐらい、はっきり出典が思い出せました。嬉しかったです。
【anemone】さん 8点(2003-12-17 01:56:27)(良:1票)
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