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最後の誘惑 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 最後の誘惑
製作国
上映時間163分
劇場公開日 1989-01-28
ジャンルドラマ,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 キリスト教の熱心な信者でない立場から見れば、非常に忠実に聖書を描いたキチンとした映画なのだが、宗教心の強い人には冒涜と映るのも当然だろう。ユダとイエスの関係ははっきりホモっぽいし、この作品を正しく評価できるキリスト教徒がいたら是非一度会ってみたいと真剣に思う。ただし決してキリスト教に対して批判的な内容ではなく、むしろ苦悩した果てに敢えて誘惑に打ち勝つイエスの崇高な姿を描いているので、ハタから見ればそれほど目クジラを立てるほどのものでもないような気がする。デフォーのイエスは相変わらず痛い個性が際立っているが、惜しげもなく裸体をさらしてくれてファンには嬉しいサービス。ジョン・ルーリー、デビッド・ボウイなど、ウィレム・デフォー&フレンズ、といったメンバーなのも楽しい。2週間で撮ったと言われているわりにはキチンと丁寧に作られていると思う。ちゃんと「おぉーっ!」というオチもついているし、観ておいて決して損はない作品。
anemoneさん 9点(2003-11-29 18:27:37)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
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6425.00%
7531.25%
8212.50%
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 57.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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