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スクープ・悪意の不在 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スクープ・悪意の不在
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1982-02-20
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
個人的にはシドニー・ポラックって要するに昼メロの人でしょ、というのが本音。ポール・ニューマン、サリー・フィールドという組み合わせと、メディアを中心に据えた一見硬派な題材から社会派のカタい話を思い浮かべてしまうのだが、これは火曜サスペンス劇場でしょう。達者な二人だからこそなんとなく誤魔化されてしまわなくもないのだが、ここに至るまでの70年代中・後盤に社会派の傑作がひしめき合っているだけに、ついつい比べてしまうのはやむを得ない。時代と内容、テーマから同じポール・ニューマンの「評決」がどうしても連想されてしまうのだが、あちらで展開された互いに惹かれながらも現実の前に憎しみ合わざるを得ない二人の感情が凍った川の下を流れる冷水のような重みを持って横たわっていたのに対し、こちらのそれはややベタついたメロドラマ調。サリー・フィールドがいかに頑張っても、演出がそうなのだからどうしようもない。ああ、こういうのが流行っていたのね、という程度の感想しか持てないのは非常に残念なカップリングなのだが。もったいなかったですね。
anemoneさん 6点(2004-01-25 02:32:54)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 5.56点
作品の点数分布
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4111.11%
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6444.44%
7111.11%
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 56.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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