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特にストーリーがどうとかいう映画ではないように思うけど、ナスターシャ・キンスキーのプロモ作品としてはなかなか良く出来ていると思います。まあ、だから何なんだと突っ込みたいところはいくらでもあるんですが。ポール・シュレイダーってたまに傑作を撮るから見逃せないんですが、ハズレると大きいというか作品にすごく波のある監督なのに、この作品は彼の作品にしては実に珍しく毒にも薬にもなってないという点で新しかったです。でもナスターシャ・キンスキー主演でネコ女を撮ってみたいと思う気持ちはすごくよくわかります。相手役のマルコム・マクドウェルもかなり濃いので、全体的に濃密すぎてちょっとアタりました。これも雰囲気一発モノだと思いますが、陰湿な映像が好きな人ならけっこう浸れるのではないですか。
【anemone】さん 7点(2003-12-13 01:01:42)
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