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ジャケについていた「ゾンビ映画の最高傑作」の謳い文句に釣られて鑑賞。謳い文句ってあくまでも自己申告の世界だってことをすっかり忘れていた。ロメロのゾンビにはすっかりメロメロなわたしだが、これはちょっと真剣になりすぎていてシャレになってない。遊びがない。ちゃんと恐いがゾンビに期待するものからは微妙にズレている。この緊張感、大真面目なホラーぶり、タイトな恐さというのは実はある種のホラー映画には絶対不可欠なものなのだけど、モノがゾンビだけにどうしてもどこかにほんわか和めるムードを期待してしまう。よって期待負け。普通にホラー映画として考えればちゃんとそれなりに恐いんだけど、だったら一応孤島モノなんだから「ドクター・モローの島」や「ザ・チャイルド」あたりのギリギリの絶望感まで持って行ってもらいたかった。伏線の張り方からオチまでの持って行き方は上手い。頑張っているけどやっぱりみんな英語がものすごく訛っている。ひょっとしたらここがケチのつき始めなのかも。
【anemone】さん 5点(2004-09-23 01:42:39)
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