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おそらく世界一有名な物語の一つであろうこの作品を今さら映画化しようというのだから、これくらい新しくなければダメだろう。そういう意味では、製作側の熱意が伝わる作品ではある。まあ、これを境に一部の映画通の間のみのマイナーアイドルだったレオナルド・デカプリオが一躍メジャーな笑い者の座に踊り出たことを思えば、ある意味ターニング・ポイントと言うこともできる。笑っているけど実は英語圏の人々にはなかなか評判の高い作品であることは、この後しばらくちょっとしたシェイクスピア・ブームが到来したことからも納得できる。が、いかんせん日本ではコトバの壁が厚かった。英語がわからなければこの作品って、ちょっとズレちゃった学芸会劇でしかない。とりあえず充分話のタネにはなったと思うので、日本人としては適当に笑っちゃっていいのではないだろうか。
【anemone】さん 4点(2003-12-10 22:21:51)
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