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サイダーハウス・ルール のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サイダーハウス・ルール
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2000-07-01
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ジョン・アーヴィング節炸裂!のウィーンでクマな映画なのかと思ったら、実にこなれた良い話でした。要するに必要悪としての堕胎をテーマにした話なんだけど、もしかして堕胎されていたかも知れない孤児がいかにして堕胎を必要悪と認めて行くか、その過程をわりと淡々と、押しつけがましくなく素直に描いていて好感が持てますね。娘を妊娠させていて恥じない、ミスター無教養代表みたいなデルロイ・リンドーが非常にインパクトありました。あくまでも無表情に、目の前で起きている出来事を受け止めている主人公のトビー・マグワイヤも実に上手な役者さんだと思います。アヘン中毒の聖人、物語のカギとなっているミスター必要悪代表のマイケル・ケインといい、上手い役者をこれだけ集めて、暑苦しくも、居丈高でもなく強いメッセージをきちんと伝えた、こういう作品がもっと出て来てくれると面白いですね。こなれた映画、この一言に尽きます。
anemoneさん 9点(2003-11-22 20:04:05)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 296件
作品の平均点 7.30点
作品の点数分布
000.00%
120.68%
210.34%
331.01%
4144.73%
5217.09%
64314.53%
76521.96%
87525.34%
94615.54%
10268.78%
作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 55.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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