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今までリュック・ベッソンの作品で観て良かったと思ったのは「ジャンヌ・ダルク」1本だけ、残りは全て「観るんじゃなかった」だっただけに今回の収穫感は大きい。よって著しく点数が高めに歪められた可能性はあるが、これはけっこう面白いんじゃないかと私は思った。主人公の微妙な不細工度が非常にちょうど良く、けっこうこの好感度に依存しているような気はする。他の車がボコボコになって行く中でサミー・ナセリのプジョーだけがどんなに突っ込んでもピカピカのまんま、というのが泣かせる。ホームドラマと刑事物のかなり無理目なバランスもフランス映画ならではの良い味出しているし、フランスのおバカなコメディに抵抗のない人ならわりと素直に楽しめるんじゃないだろうか。ハリウッドよりこっちの方が似合う監督なんだろうな、きっと。
【anemone】さん 8点(2004-07-30 00:48:45)(良:1票)
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