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そして、ひと粒のひかり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして、ひと粒のひかり
製作国コロンビア,エクアドル,米
上映時間101分
劇場公開日 2005-10-15
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画って、コロンビアとの合作だけど、やっぱりアメリカの映画だよな。話がアメリカに移ってから出てくる人々、たとえば格安料金でニューヨークまで運んでくれるタクシーの運ちゃん、ルーシーお姉さん、病院の先生、そして仕事まで手配してくれようとしてるおっちゃん。そういう意味もなく親切な人々が、いちいち豊かなアメリカを象徴していて、ちょっと笑ってしまった。そんなにいいところでもないだろうよ、と。でも一方で、そのことが主人公がリスクを犯してアメリカにやってきたことの報いになっているのだとすれば、それはそれで悪くない演出だとも思った。
それにしても人間というのは、自分の人生を変えるために、こんなにも大変な思いをしなければならないのか。主人公はとんでもないリスクを犯して新しい人生を踏み出したわけだが、あとから考えれば、そんな犯罪なんぞに手を染めなくても人生変えられたんじゃないんだろうかと思ってしまう。でも、そのときに何かのきっかけ無しにはそうできないからこそ、人間なのだろうな。そう考えると、これはコロンビアの貧しさの現実を描いたローカルな映画でありながら、人生の転機を描いた普遍的な映画でもあるのかもしれない。
ぽん太さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-21 18:28:24)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.84点
作品の点数分布
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5210.53%
6736.84%
7526.32%
8210.53%
9315.79%
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作品の標準偏差 1.23
このレビューの偏差値 44.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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