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なにかに懸ける人生っていうのはすばらしいなぁ、と思いながら見た。けどそれを見せられたところで、自分のようにふらふら生きる凡庸な人間が本当に堀越二郎の思いを理解できたかというとそうではないし、ましてやまだ働いていない若者ならもっとそうだろう。そういう意味では、見る人を選ぶ映画だと思う。映画館の出口で、「全く理解できなかったー」と口々に話していたお姉さんたちの会話が、この映画の間口の狭さを端的に表していた。
【ぽん太】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-08-13 13:30:02)
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