Menu
 > 作品
 > カ行
 > カッコーの巣の上で
 > おはようジングルさんのレビュー
カッコーの巣の上で のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カッコーの巣の上で
製作国
上映時間133分
劇場公開日 1976-04-03
ジャンルドラマ,医学もの,小説の映画化
レビュー情報
普通にしていてもイッているように見えるニコルソンにとって適役だったと思う。
完全にシステム化された病院。プログラマーは婦長である。チーフはアノマリーで・・・、あ、マトリックじゃなかった!
もとい、そのシステムにより世間に出ることを恐れるようになって自閉ぎみになっている患者たち。彼らは外の世界に居るよりも、院内の世界の方が気楽にすごせるようになってしまう。異端物資であるチーフは自由という喜びを仲間(患者)に思い出させるように行動を始める。自分で選択する人生、楽しい人生は自分でつかみにいくものだということを、身をもって教えるのである。
患者の心を解放したチーフは、皮肉にも「死ぬ」ことで自分の心を解放することとなった。
婦長の「管理主義」とチーフの「自由主義」。双方の感性のぶつかり合いが見事に演出された見応え有る秀作でした。
おはようジングルさん 7点(2003-12-18 17:13:39)
その他情報
作品のレビュー数 383件
作品の平均点 7.68点
作品の点数分布
020.52%
110.26%
251.31%
3123.13%
482.09%
5246.27%
6318.09%
76516.97%
88321.67%
98421.93%
106817.75%
作品の標準偏差 1.98
このレビューの偏差値 48.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
カッコーの巣の上でのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS