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マリリン・モンローを撮らせたらワイルダーの右に出る者はいない。彼女に相応しい演出(セクシーながらもギスギスしてない)に、可愛げを誘う台詞。完璧と言っても過言ではない。
それにしてもこの作品、少ないセットでここまで見せるのは素晴らしい。トム・イーウエルの妄想癖(かなり小心で神経質)をしつこいぐらい見せている。それに対して対局の性質(感性)を持ったマリリンと調和させることにより、コミカルで面白い絵となっている。本当に“笑い”として成功している映画は、こういう作品のことを言うのではないか? 今時の作品は下品なシモネタでしか笑いがとれない作品が多い! それを過大評価して喜んでいる人達が沢山いるのが悲しくなってきます。もちろん、下品なネタも時には楽しいのですが、ソレしかないというのは余りにも芸がない。 【おはようジングル】さん 7点(2004-10-11 09:15:25)
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