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時間軸を利用したタイムトラベルものは、脚本・演出に手を加えやすいので面白くて当たり前だということを先に言っておきたい。が、この作品に関しては残念ながらそれは当てはまらない。時間軸のいじりかたが大人しくて、「なるほど!」という感度が無い。このジャンルの映画に一番大切なのは脚本なのに、思いっきり手を抜いています。
壮大なテーマを掲げている割にSFとして世界観が狭い。未来像を語る上でも、場所は狭い所に限定されているし(研究所?)、そこに居る人達の出で立ちも古い。宇宙人のロボットもどこかで見たことのあるデザインで新鮮味がゼロ(バリアも含む)。 作品の9割が現代の日本を舞台としています。変化に乏しく、苦肉の低予算映画というのが伺える。 それに、戦闘機(ハイヤー?)やジャンボジェット機がマクロスのように変形する描写が格好悪い。誰かが趣味で創ったのでしょうが、作品に反映されていません。 あと、どうしても気になったのが岸谷五朗。キレた演技は全てああいう風にしないといけないと思っているのでしょうか? あれはプロの俳優がする仕事ではない。 それと、「樹木希林はカウンターに立たせるな」ということをくれぐれも言っておきたい(フジカラー)。 【おはようジングル】さん 2点(2004-08-30 09:20:18)
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