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ゴールデンボーイ(1998) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゴールデンボーイ(1998)
製作国米,カナダ,仏
上映時間112分
劇場公開日 1999-06-26
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
すごく好きな原作なのでかなり期待して見た。 上流家庭の青年が、かつてナチスの強制収容所で暴挙を繰り広げていた戦争犯罪者である老人を偶然に街で見つける。 青年は以前からホロコーストに興味を持っていて、その老人が隠れ住んでいる家をつきとめる。 「収容所での話を偽り無く全て聞かせろ!」。老人をゆすって、ユダヤ人虐殺という残忍な殺戮の話を聞きだそうとする。毎日老人の家に通い、話しを聞くにつれて青年自身も除々に精神に異常をきたすようになってしまう。成績は落ち込み、スポーツに見も入らず、更には浮浪者を殴り殺してしまう(原作のみのエピソード)という暴挙に出る。ゴールデンボーイと言われる青年の転落は加速度的に始まった・・・。  原作でのジワジワと洗脳されていく青年の描写が好きなのだが、映画では足早に表現されていて物足りない。収容所での表現が全然足りていないのが原因だと思う。 少年が“行き着くところまで落ちてしまう”衝撃のラストシーンも原作と異る。その結果、見事に失敗している。
おはようジングルさん 2点(2003-11-26 18:24:39)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 66件
作品の平均点 6.23点
作品の点数分布
011.52%
111.52%
223.03%
311.52%
457.58%
5812.12%
61725.76%
71319.70%
81421.21%
923.03%
1023.03%
作品の標準偏差 1.93
このレビューの偏差値 38.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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