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2001年宇宙の旅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 2001年宇宙の旅
製作国米,英
上映時間139分
ジャンルSF,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 モノリスは人間(猿)に知恵を授けるが、人は殺し合い、機械やモノへの依存度が日増しに高くなっていく。つまりは傲慢になっていくのである。しかしながら技術力だけは目まぐるしく発展していく。後に人類は再び月のモノリスを発見することになる。長距離探査が出来るまでに成長した人類はモノリスのある木星へと向かう。つまりは、人間は未知の知的な存在により思うがままに導かれているのである。
探査船の運行は全てHALによる人工知能に頼り切る。皮肉にも人類は、自分たちが都合良く作った筈の機械とも折り合いが付かず、意見の相違によって殺し合い、作戦は破綻する。正に、地球で独り相撲をとり続ける人類そのものであるように。
一人だけ生き残った乗組員は、宇宙の神秘や偉大さを見る為の旅をすることになり、精神の中で年齢を重ね、最後には人間の創生(実態)までを見せつけられる。モノリスは「宇宙」で有り、生命の源で有る宇宙が生命そのものを創造した。モノリスは人の精神を映す鏡なのかも知れない。個人的にはそういう解釈をしました。
モノリスの意味合いについては、見る人により解釈が変わるだろうし、それで良いと思う。
おはようジングルさん [映画館(字幕)] 10点(2003-12-31 15:49:39)
その他情報
作品のレビュー数 498件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
071.41%
1122.41%
2173.41%
3173.41%
4244.82%
5408.03%
65410.84%
7357.03%
86813.65%
99519.08%
1012925.90%
作品の標準偏差 2.63
このレビューの偏差値 53.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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