タイトル名	デイブレイカー
製作国	豪,米
上映時間	98分
劇場公開日	2010-11-27
ジャンル	アクション,ホラー,ＳＦ

《ネタバレ》　テレビシリーズの第1話スペシャルみたいな映画。

この映画で褒められる点は設定の妙。
人類の9割がバンパイアと化し…という設定自体はありふれているわけですが、それでどうなるかというと結局その9割がやってるのは普通の日常生活。
普通に会社行って普通にニュース観て…テレビで報じられるのは「血液市場高騰」とか「政府の人工血液製造の公約が」とか。
人類のほとんどがバンパイアになればそこで行われるのは結局今の生活の延長なわけですね。
その設定が新しい。
そういう基本設定は面白いと思うんですが、一方で、それだと緊迫感がないので、バンパイアがバンパイアの血を吸うと別のモンスターになってバンパイアを襲うなんていうのは完全に蛇足。結局、人間対バンパイアの関係を別の形に置き換えただけの既存ありがち設定。

元の設定はめちゃくちゃ面白くなりそうなのに、それをうまく生かせず結局ごく普通のストーリーが展開するだけになっていて、最終的には冒頭に書いたようにテレビシリーズの第一話みたいな安い感じに落ち着いちゃってるという。

惜しい。惜しいなぁ…

作品のレビュー数	35件
作品の平均点	6.80点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 2 5.71％ 5 4 11.43％ 6 7 20.00％ 7 13 37.14％ 8 6 17.14％ 9 1 2.86％ 10 2 5.71％
作品の標準偏差	1.39
このレビューの偏差値	51.04 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値