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そして父になる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして父になる
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2013-09-28
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 「そして父になる」というタイトル通りの映画で、主人公が人として成長する物語

主人公がステレオタイプのイヤな感じの優秀仕事人間で、最近では暴言の豊田議員(ちょっと前だとワタミの会長)あたりを連想させる人間なのですが、その主人公が自分より下に見ていた人たち(というかこの人はすべての人を下に見てるわけですが)からいろいろ教えられて人間らしさを知っていく話なわけです。
ある意味テレビ版エヴァのような「僕はここにいてもいいんだ」「おめでとう」的な話ですね。

しかし「三つ子の魂百まで」ということわざにもある通り、人間の本質はそうそう変わるものではなく40年積み上げてきた人間性が今更大きく変わるわけもないわけで(私も50年以上生きてるのでそれくらいの想像はつきます)、おそらくこの数年後には再度問題噴出、離婚(しかも嫁から突き付けられる)にいたる…というのが透けて見えるわけで、そのあたりなかなか微妙な映画であります。

映画のストーリーは、正直言って正解がどこにもない非常に難しいものですから、どこに着地したとしても「まぁそれもあるよね」としか言いようがないものになってしまうわけで、そういう意味ではストーリーはどうでもよくて、結局ただひたすら主人公の成長を見守るだけという、映画を観る前に想像していた内容(取り違えた子供をどうするかの葛藤がメイン)とは全然違うテーマの映画だったのでそこはちょっと驚きましたが、しかし先に書いた通りタイトルではきちんと映画のテーマを説明してくれているので、これは僕が悪かったといえます。
あばれて万歳さん [地上波(邦画)] 6点(2017-09-18 21:15:40)
その他情報
作品のレビュー数 85件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
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211.18%
333.53%
422.35%
567.06%
61315.29%
72428.24%
82023.53%
91112.94%
1055.88%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 46.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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